株式会社グリーンノートは8月1日から第4期に入りました

おかげさまで当社、株式会社グリーンノートは無事に2021年7月期を終え、本日8月1日より第4期となる2022年7月期に入りました。これも皆さまのご支援、ご指導の賜物であり、心より御礼申し上げます。

一説には起業後3年での生存率は50%、という話もあります(いまひとつ根拠に欠けるようですが)。実際、当社より後に事業を開始したにも関わらず、既に廃業に追い込まれてる会社をいくつか見ています。ましてやこのコロナ禍の中、なんとか第4期を迎えられたというのは周囲の皆さまに恵まれたという幸運以外の何物でもありません。

このような皆さまのご支援に支えられ、第3期ではいくつかの進展がありました。

コロナ禍での新しい働き方に向けて

「毎日出社するのが当たり前」という常識が崩壊してしまったコロナ禍の中、当社ではいくつかの取り組みを行いました。

郵便受け投函お知らせ
郵便受け投函お知らせシステム概要

ひとつは「郵便受け投函お知らせサービス」の実装と実証実験です。コロナ禍でのリモートワール推奨の流れを受け、当社でも郵便物の有無を確認するためだけに出社するという時期がありました。投函した人にボタンを押してもらうだけで、携帯やスマートウォッチに通知が届くというこのシステムは、当社およびいくつかのお客様先で実際に1年間トラブルなく稼働し、その後襲来した第2波、第3波においても無駄な出勤を減らす効果を実証することができました。また、本システムに用いている「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」は当社が実務に利用しているAWとの相性が非常によく、わずかな時間で構想から構築、実働まで進むことができました。この実績はソラコム様からも高くご評価いただき、イベント等で事例としてご紹介いただくこととなりました。

代表電話システム内製
当社で内製した代表電話システムの概要

また、同じくコロナ禍で課題が明らかとなった会社の固定電話については、自社の代表電話をAmazon Connectを利用して内製化するという取り組みを行いました。これにより当社では、インターネット環境さえあればどこでも会社宛の電話を受けることができるだけでなく、呼び出しベルが鳴る前に発信者名をスマートウォッチに表示したり、反対にお付き合いのあるお客様からの着信には自動音声にて社名、お名前をお呼びすることで顧客満足度の向上を図ったりする工夫を施すことができました。さらに、会話の内容や留守番電話の録音をAIにより書き起こし、データベース化するシステムも実験的に稼働させております。

メーカーとして更なる一歩を

2019年に発売した「AI自動運転カー学習キット」は初年度こそ好調な売れ行きを見せたものの、コロナ禍により教育機関での集合実習が事実上停止してしまったことから極度の不振に陥り、経営上の大きな課題となりました。

そこで当社ではメーカーとして更なる一歩を刻むべく、「相模原市中小企業研究開発補助金」制度を利用して「グリーンノートIoTゲートウェイ」の開発を行いました。このゲートウェイは、面倒な設置や設定作業が一切必要なく、エンドユーザ様がUSB電源アダプタに挿すだけで作業が完了するという「少子高齢化による労働力不足」「コロナ禍による人的接触機会の削減」などの社会課題の解決を目指した製品です。この着眼点と当社の技術力が専門家による審査会でも高く評価され、相模原市内の有力企業と並び採択企業4社(新型コロナウイルス対策関連11社を除く)のひとつに名を連ねることができました。

グリーンノートIoTゲートウェイ
サンワサプライ様ACタップ 型番TAP-B104Uを使ってコンセントに設置した例。全く場所を取りません。

開発は無事期限内に完了し、現在はいくつかのお客様先にて実証実験に入っております。当社製品のもうひとつの特長は、モバイルバッテリーによっては「機器が接続されていない」と勘違いして給電を停止するほどの低消費電力です。秘密保持契約により詳細は開示できませんが、この超低消費電力を活かした自立電源による長期連続無人運転を行っており、防災や農業、林業や畜産、大規模工事現場といった分野への応用も十分可能であることを実証しつつあります。

熱中症リスクの軽減に向けて

当社ゲートウェイの特長を活かした実用例として、熱中症リスクの軽減に取り組んでおります。具体的な内容については間もなく発表いたしますが、センサーメーカー様との協業により忙しい現場でも簡単に熱中症リスク可視化および監視、データ利活用が行えるシステムの実証実験を開始する予定です。

現在開発中の「熱中症リスク実測&警告表示アプリ」(iPhone用)

詳細は後日公開いたしますのでしばらくお待ちください。

より社会に必要とされる会社になるために

人はひとりでは生きていけないのと同様に、会社も単独では存在することができません。当社でも、徐々に各団体への加入を進めて参りましたが、第3期においては(公財)国民工業振興会の下部組織である「Landing Pad Tokyo」に加盟し、中小企業における最新技術の活用に向けた活動を開始いたしました。

また、世界中のBluetooth ® 無線技術およびマーケティングの全てを統括する組織である Bluetooth SIGにAdopterメンバーとして加盟し、独自仕様のアドバタイズパケットの送信に不可欠なカンパニーコードの割り当てを受けました。この技術を利用したアプリケーションも既に準備に入っており、早く皆さまにご覧いただけるよう頑張っているところです。

第4期においても、いくつかの団体に加入を予定しております。しっかり的を絞ることを忘れずに、かといって萎縮することもなく企業間ネットワークの構築を進めて参ります。

引き続きよろしくお願いいたします

こうして振り返ると、アフターコロナに向けての仕込みに明け暮れた第3期となりました。しかしながらコロナ禍の様相は未だに予断を許さず、「いったいアフターコロナはいつ来るのか」、あるいは「アフターコロナなんて来ないのではないか」といった声も聞かれるようです。

そんな中、当社がこの1年の間に育てた苗が稔りの秋を迎えられますよう、どうかより一層のご支援、ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

第4期の始まりに

株式会社グリーンノート 代表取締役社長 立石 彰

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