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本日、2022年8月1日をもって株式会社グリーンノートは第5期を迎えました。お客様はもちろん、ご協力いただいているパートナー企業の皆様、また影に日向にと支援してくださっている相模原市、相模原産業振興財団、相模原市商工会議所、さがみはら産業創造センターの皆様には心より御礼申し上げます。
創立間もない2019年(第2期)、さあこれからというときにコロナ禍の直撃を受け、創業計画が無に帰すという希有な経験をすることとなった当社ですが、第4期では事業構造の見直し、パートナーシップの積極的な推進など、大きな経営戦略見直しを行いました。その結果、売上高は前年比約144%、売上総利益は前年比179%と大きな改善を見せたのみならず、新規顧客売上比率は84%に達し、収益基盤を大きく改善することができた1年となりました。
当期は既に前受収益や契約済み案件も好調に積み上がっており、更なる収益性向上を見込んでおりますが、その反面コロナ禍の再来はもちろん、先の見えない電子部品の供給難、インフレによる資材高騰、人的リソース不足等による破壊的リスクも決して無視できず、これらを事前かつ的確に把握、管理することが当社にとって今期最大の課題だと認識しております。これに対しては第4期に構築したパートナーシップが対応策のひとつであり、当期もネットワーク効果によるリスク耐性の向上を目指した規模拡充および関係強化を進めて参ります。
また第4期は協業による新規技術、新製品の開発を進めた年でもありました。多くが秘密保持契約の保護下にあるため公開できないのが残念ですが、まだ構想段階のものから商品化前提の製品開発に入っているものまで、開発パイプラインが順調に構築されてきております。中期的かつ継続的な新製品の市場投入に向けた基盤として活用を進めると共に、パイプラインへの投入を絶やさぬよう、更なるパートナーシップの拡充および研究開発に注力して参ります。
まだまだ安心できない外部環境ではございますが、攻めと守りの両面で一回り強くなった当社に引き続きご期待ください。